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戸籍収集基礎知識

戸籍謄本や抄本は戸籍に記載されている人の
身分関係を公証するものとして広く使用されています。

免許やパスポートなどの取得の際に身分証明書として
使用したことのある方も多いはずです。

しかしこれらの場合、使用者本人の現在の戸籍謄抄本を
1枚取得すれば良いだけなので、戸籍収集という言葉は
ピンと来ないかもしれません。

これに対して相続では複数の戸籍謄抄本を集める
いわゆる戸籍収集が必要になります。

相続で戸籍収集が必要となるのは、
被相続人の相続人が誰であるのかを確定し
それを公的に証明するためです。

親族間では、誰が相続人かは大体分かるものですが
第三者にそれを証明するには公的証明書が必要です。

また場合によっては親族も良く分からない相続人が
存在している事もあります。

そのために被相続人の生まれてから亡くなるまでの
戸籍謄本を集める必要があります。

戸籍収集は一見簡単そうなのですが
戸籍には、戸籍謄抄本、除籍謄本、改正原戸籍があり、
これらを順番に欠落なく収集しなくてはなりません。

戸籍収集が大変なのは、結婚により新戸籍が編成されたり、
法改正により戸籍が転記されたりと
本人が意識しないうちに戸籍が編纂されており
どれだけ集めれば良いか分からないことです。

被相続人が結婚、離婚、再婚をしていると
必然的に集める戸籍も増え、尚且つ高齢だと
戸籍情報を読み取るのも一苦労です。

戸籍謄抄本等は、
相続や遺産分割による不動産の移転登記や
被相続人の預貯金口座の解約などに必要となります。

そのため集めないわけにはいかず、
また相続手続き関係上、時間的制限があるので
慎重かつ効率的に収集する必要があります。

戸籍の種類
戸籍の集め方

 

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